柔らかい色のフローリングに観葉植物が映える、ナチュラルテイストのリビング。
職業 | 会社員 |
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交通 | 最寄り駅から徒歩5分 |
間取り | 1LDK(メニュープラン) |
住居専有面積 | 46.89m² |
バルコニー面積 | 14.40m² |
リビングシアターのあるこの空間にとても満足してます。
実家を出てから二軒の賃貸を経て、このマンションを購入しました。きっかけは定年後には家賃が払えないと気付いて(笑)。家賃の範囲内でローンが組めるならと、物件を探し始めたんです。そんな矢先「女性のための快適住まいづくり研究会」が企画協力した新築マンションを見つけて。残業も多いですし、女性の一人暮らしとなると住まいに求める条件がファミリー層とは違ってきますよね。すぐモデルルームに見学に行き、気に入って購入に至りました。
実は私の住まいの変遷を語る上で、ホームシアターは欠かせない存在なんです。きっかけは昔上司の家に遊びに行った時に観た100インチスクリーンの映像体験。とにかく感動してしまって、ボーナスをはたき100インチスクリーン、DLPプロジェクター、そして5.1chのホームシアターシステムを購入しました。
ところが当時住んでいた実家の私の部屋にはスクリーンが入らない。それで一人暮らしを始めたんです。最初の2回は購入も設置もすべて自分で。今回購入したマンションでもそのつもりだったのですが、情報収集のために訪ねた「アバック新宿店」の営業担当の方にいろいろ話を聞くうちに、思い切ってすべてお願いしようと決めたんです。せっかくの新築だし、配線を含めてきれいな仕上がりにしたかった。空間の快適性が最優先ですから。
ところが図面を見てインストール担当の方がひと言「梁の形状が複雑でふつうに100インチを収めるのは難しい。美しく収めるには取り付け方に工夫が必要かもしれない」と。その時のショックといったら。壁をぶち抜いても100インチが入れたくて、リフォームの見積りまでとりました(笑)。内覧のタイミングでインストール担当の方に現場に同行してもらい、取り付け方法を検討して頂きました。スクリーンサイズだけはどうしてもゆずれなかったんです。
なぜかというと、やはり等身大に近づくことでの臨場感は格別ですから。小さいころから宝塚やミュージカルが大好きで、大人になってからはタップダンスのレッスンを続けてます。その先生が振付け、出演した北野武監督の『座頭市』はスクリーンで観ると凄い迫力。この感動はテレビでは味わえません。
部屋のインテリアはモダンスタイル系のホテルをイメージして、妹にセレクトしてもらいました。今回、念願のソファを置けるとあって、厳選に厳選を重ねてイタリア製のリクライニングソファを購入。ここに座って100インチと向かい合う時間がとても幸せです。私が心から楽しめる空間にホームシアターが不可欠だったんです。この環境に本当に満足しています。
リビングシアターに加え、もうひとつの映像空間となるのがバスルーム。ここに防水タイプのテレビを持ち込んでの半身浴も楽しみのひとつ。
スクリーンを挟んだ奥のスペースに飾られる絵画をスポットライトで演出。「シアターサイド」に対しこちらを「ミュージックサイド」と分けてワンフロアをゾーニングしている。