遊び心のあるリビングの出窓には、グリーンを飾ってさわやかさを演出。

「長年暮らした実家が住宅街にあったので、商業地域に住むのが最初は少し不安だったんです。」

そう語る吉井さんの暮らすマンションは、駅から徒歩４分という至便な環境にあります。そのわずかな距離の間に、生活に必要な店や施設がひと通り揃っているので、遠方まで足を運ぶことなくほとんどの用事が済ませられます。懸念していた騒音に悩まされることは全くなく、夜遅くに帰ってきても周辺が明るいため安心だそう。職場までは電車１本で１５分ほど、実家までは自転車で帰れる距離という、地理的にも賢い選択でした。暮らし慣れた土地感のある場所であることも、住みやすさの大きな要因となっています。

いずれ自分の家を持ちたいと考えていた吉井さんですが、偶然見つけた一枚のチラシがマンション購入のきっかけとなりました。場所や間取り、駅からの距離、低ホルム住宅であることなど、吉井さんの求める条件がほとんど完全に揃っていて、実際にモデルルームを訪れてひと目で気に入り、それ以上他を探すことなく購入を決意したとのこと。

壁紙やドアなどには複数色から白を選択。インテリアの基調も白とし、アクセントとして巧みにグリーンを取り入れました。家はくつろぐための場所として持ちたいため、雑然とした感じが出ないシンプルな部屋づくりを心がけているそう。「部屋が北向きなので、極力光を反射できるような色使いにと気を遣ったのですが、実際に暮らしてみると昼間は電気をつける必要がないくらい明るいんです」と吉井さん。理由は、リビングダイニングのカウンター付きの窓にあります。高さが２メートルを超え、十分な面積があるため、日中は常に適度な光がカーテン越しに柔らかく差しこんできます。

見学したモデルルームは南向きの２ＬＤＫでしたが、すっきりと暮らしたい吉井さんには広すぎるうえ、大通沿いになるため低層階では外からの人目が気になったとのこと。反対側の住宅街に面した１ＬＤＫを選ぶことで、コスト的にも大幅に抑えることができました。直射日光がきつく当たらないので夏場は過ごしやすく、エアコンに頼りきりになることもありません。

暮らし始めてから実感した長所が収納の多さ。可動棚が付いた玄関のシューズクロークや、奥行きのある寝室のクロゼットに加え、随所にちょっとした空きスペースを利用した収納が設けられていて、煩雑になりがちな日用品を全てしまうことができます。さらに、マンション１階には入居者へ無料貸与されたトランクルームが各１部屋あり、季節外れのかさばる衣類などもゆとりを持って収納できます。

「このマンションに入居してからはむやみに外出することがなくなりました。近所で何でも揃ってしまうので遠くに出かける必要がないということもありますが、やはり家にいるのがいちばん落ち着くので」と吉井さんは笑って話してくれました。