Chapter0 prologue

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★おまけ〜タイトル秘話〜 夢の東京タワー・ゲット物語〜雅子の新築マンション獲得ストーリー〜

このタイトルは、小島先生と私、の合作である。前半は私、後半は小島先生が考えたものなのだが、この後半部分の「雅子」という固有名詞については、少々解説が必要であろう。

「雅子」という名前は、勿論私の本名ではない。といって、別に好みの名前というわけでもない。 ならば、なぜタイトルに用いたか。それは、私と小島先生の出会いと深い結びつきがある。私が初めて先生に相談した帰り、わざわざお見送りくださった先生が、いつもの、あの歯切れのよい口調とは、あきらかに一線を画した、奥ゆかしいご様子で、

「あのー、とても高貴な方なんですけど…雅子さまに似てるって言われませんか?」

と問われたのである。

「そうなんです!よく言われるんです!!!」

と、びっくりマークが3つもつきそうなほど、嬉しそうに元気よく答えてしまった私。

「そんな…あんな高貴なお方になんて、とてもとても…とんでもないことでございます」

くらいの奥ゆかしい答えができないところが、まだまだ修行が足りないところであったと、あとで深く反省した次第である。このような経緯があり、先生は私のことを「雅子さま」とお呼びになり、私は私でお手紙なりFAXなり、なにかお送りするときには、(本名だとわからないといけないと思い)必ず( )書きで(雅子)と入れさせていただいている。そしてこの度、私の拙い文章のタイトルに、 ずうずうしくも「雅子」を用いている、というのが事の真相である。

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