基礎工事・建築構造

リフォームやメンテナンスのしやすい天井・床

天井や床は二重構造にすることで、給排水管やガス管、電気配線などの配管類を納めやすくなります。二重構造だと、床スラブを傷めずに配管・配線を移動させることができるので、間取りを変更する大がかりなリフォームもしやすくなります。逆にスラブに配管・配線類を埋め込んでしまうと、メンテナンスやリフォームがしにくくなり、将来的な構造耐力上も好ましくありません。

高い強度と耐久性のある構造壁

同じ鉄筋コンクリート造のマンションでも、その構造には違いがあり、強度や耐久性のレベルも異なります。ウィルレーナ森下では、構造壁の鉄筋を二重に組むダブル配筋を標準として施工しています。ダブル配筋は、シングル配筋よりも高い強度と耐久性があります。※一部除く

鉄筋の錆を防ぐコンクリートの厚さ

鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことをかぶり厚さといいます。コンクリートはアルカリ性であるため、中性化が進むと、中の鉄筋が錆びやすくなります。これを防ぐひとつの策として、このかぶり厚さを厚くすることでコンクリートの中性化を遅らせ耐久性を高める効果があります。建築基準法上で規定された最小かぶり厚さに10㎜加えたものを設計かぶり厚さとし、鉄筋の中性化防止対策としています。中性化とは強アルカリ性であるコンクリートが鉄筋の酸化による錆びを防いでいる状態から、次第に雨や大気中の二酸化炭素等の影響によって鉄筋の腐食に対する保護作用を失うことをいいます。

建物構造

地震大国である日本において建物を建てる場合に、建物の耐震性の確保は非常に重要な課題です。まず地盤調査をしっかりと行い、その後、どのような建物構造がふさわしいかを確認した上で、建物構造を設計します。ウィルレーナ森下では、柱と梁で建物を支えるラーメン構造を採用しております。

結露防止、断熱のための配慮

外部の熱や冷気が室内に伝わりにくいように断熱性を高め、換気によって湿気を室外に排出することにより、結露の発生をできるだけ抑えるようにしています。外壁には断熱材を35mm、屋上階のスラブ上に断熱材60mm、住戸最下階スラブ下に60mmの断熱材を設置しています。各居室等には、ガラスを二重にし、その間に空気層6mmを確保したペアガラスを採用して、開口部の熱の流出入を低減する断熱仕様の窓としています。優れた断熱効果で結露、カビ・ダニの発生を低減し、健康的な室内環境を守ります。

二種類の評価「設計段階」と「建設段階」

「設計段階」では工事が始まる前に設計図面や仕様書の段階で評価します。また「建設段階」では施工段階と完成段階の実物検査を行い、設計図書どおりの施工 がなされているかを評価します。

建物変形に対応する対震枠の玄関ドア

ドア枠と錠前部に特殊なクリアランス(隙間)構造を採用し、地震による建物の変形によってドア枠に多少の変形が生じても、扉を開放できます。またドアのエッジ部分が錠前の保護カバーとなるため、防犯性にも優れています。

食器などの落下を防ぐ耐震ラッチ(一部住戸のみ)

キッチンでは、地震時に高い位置にある吊り戸棚の棚板が動いて外れたり、中の食器が崩れ落ち外に飛び出す危険性があります。ウィルレーナ森下ではキッチンの吊り戸棚の扉に耐震ラッチを採用して安全性を高めています。

P波センサー付地震時管制運転装置

揺れの大きな本震(S波)の前に来る、地震の初期微動(P波)をセンサーが感知するとエレベーターを最寄りの階に停止し、ドアが開く地震管制装置を採用しています。また停電の際にも最寄りの階に自動着床する装置が付いています。

安全装置付のガスマイコンメーター

マイコン制御器を組み込んだ安全装置付の、ガスマイコンメーターを各住戸に採用。ガス使用時に大きな地震(震度5強相当以上)が起きた時や、長時間ガスの流量がある場合、異常にガスが流れた時などには、安全装置が働いてガスの供給を遮断します。


※掲載の写真はモデルルーム(Cタイプ・標準プラン)を撮影したものです。(2018年12月)家具・調度品等は価格に含まれません。また、一部オプション仕様となっております。※メニュープランお申し込みには期限があります。詳しくは係員にお問い合わせください。

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