基礎工事・建築構造

「住宅性能評価」

評価は、国土交通大臣に登録を行った、登録住宅性能評価機関に所属する評価員が行います。設計段階のチェック(設計住宅性能評価)と建設工事・完成段階(建設住宅性能評価)のチェックがあり、求められている性能どおりに設計がなされ、また評価を受けた設計通りに工事が進められているかどうかをチェックします。

「第三者機関による品質監査」

第三者機関が行う配筋検査は、通常では建築基準法や住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)で定められた特定フロアのみ。しかしプレシスでは、第三者検査義務のないフロアについても、施工者・管理者の検査に加え、ビューローベリタスジャパン株式会社による品質監査を実施しています。また地震の際などに柱や梁が壊されないために設ける「構造スリット」の確認、タイル剥離などを防止する「引張強度検査」でも同様に、任意のフロアで第三者機関による品質監査を実施しており、監査結果報告書が発行されます。施工終了後には確認・補修が困難で、見えなくなってしまう箇所だからこそ、ご安心いただけるよう一人でも多くの専門家が確認します。


快適で安心な暮らしを築く、強固な基本構造

床スラブや妻壁は、コンクリート内に鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋とし、高い構造強度を発揮しました。階下への振動や床面の衝撃音を吸収するため、乾式置床と空気層を設けた床工法を採用し、床スラブ厚は約200㎜を確保。遮音性に配慮した床材を使用し、遮音性能基準をLL-45等級としました。外壁のコンクリート厚を約150㎜(住戸部のみ※一部除く)確保し、耐久性・断熱性を向上。また、各住戸間を仕切る戸境壁を137㎜とし、隣住戸の生活音にも配慮しました。※LL-45は床材単体(置床含)の性能であって、実際の建物ではこの性能が得られない場合があります。


外壁(一部除く)

外壁のコンクリート厚を約150mm確保し、耐久性や断熱性の向上に努めました。

耐震性に配慮した杭基礎構造

当建物は地下約27mの支持層に到達するように、地表面から約29mのコンクリート杭を13本打設。耐力・耐震性の高い堅牢な基礎を構築しています。


二重床+二重天井(一部除く)

構造強度を高める『ダブル配筋』


ページのトップへ戻る