「オープンレジデンシア王子」では、構造設計で重要とされる基礎の設計において、良好な支持地盤である細砂層まで下げた場所打ちコンクリート杭で設計しております。杭の設計においても、地盤による横方向土圧及び地震時に生じるあらゆる方向に耐えるよう安全に対して充分配慮して設計しています。
鉄筋コンクリート造のマンションでも、その構造形態は色々ありますが、「オープンレジデンシア王子」では、柱と梁を一体化して骨組みを作る「ラーメン構造」を採用しています。結合部分が強固な剛接合とした建物の骨組み構造で、長期荷重及び地震時に対しても安全な構造です。耐力壁は、鉄筋を2重に組むダブル配筋を標準としています。（耐力壁以外の外構等、一部でシングル配筋としています。）
地震時に玄関ドアが開かず、外への脱出が不可能にならないよう、玄関ドア枠には耐震ドア枠を採用しています。
外壁には断熱･結露防止効果を考慮して、発泡ウレタンとプラスターボードを施しています。コンクリート厚も外壁部分は約150㎜以上（一部除く）、戸境壁（一部乾式間仕切り有り）は約150㎜以上とし、快適な居住性を保つために必要な数値を確保しています。
コンクリートに含まれる水の比率が高いと、乾燥して固まった際の収縮が大きく、ひび割れや鉄筋の腐食などの原因となります。そのため、セメントに対する水の割合が少ないほど、良質なコンクリートであると言われています。「オープンレジデンシア王子」では、水・セメント比を50％以下に抑えるとともに、設計基準強度27N/m㎡以上を採用しています。※外構等のコンクリートは除く
本体構造躯体に使用する材料の交換等、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策の程度は「設計住宅性能評価書」における劣化対策等級にて最高等級の3を取得しています。※劣化対策等級とは構造躯体等に使用する材料の交換等の大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策の程度。※日本建築学会編「建築工事標準仕様書・同解説JASS5鉄筋コンクリート工事2003」の考え方を引用。※適正な長期修繕計画に基づく維持管理が前提であり、メンテナンス不要ということを保証するものではありません。
住宅の構造耐力上主要な部分および雨水の侵入を防止する部分の瑕疵（欠陥）に起因して、基本的な耐力性能または防水性能を満たさない場合、事業者は10年間の瑕疵担保責任を負います。瑕疵の補修等が確実に行われるように、住宅瑕疵担保責任保険に加入してます。
「設計住宅性能評価書」とは、住宅性能表示のひとつで、国土交通大臣に登録した第三者機関が全国共通のルールの下で、新築住宅の性能を公平な立場で評価・表示し、一定の性能水準に達していると認めた住宅に交付されるものです。「オープンレジデンシア王子」では、この「設計住宅性能評価書」を取得済です。
「オープンレジデンシア王子」では、施工中・竣工時に数回にわたり厳しい現場検査を行い交付される「建設住宅性能評価書」を、完成時に取得予定です。
※掲載の室内写真は弊社マンションギャラリーのものであり、家具・調度品は販売価格には含まれません。また、一部設計変更・オプション設備が付加されており、基本プラン・仕様とは異なります。※掲載の写真は実際のものとは異なる場合があります。※写真は全て参考写真
