基礎工事・建築構造

地表面から約34m〜約35mの安定した支持層へ杭を打ち込み、建物を強固に支持。建物の安定性を高めることで高い耐震性を実現しました。

格子状に編んだ鉄筋を主要構造部となる床・壁に2列に組み入れ、建物の構造体をより堅固にするダブル配筋を採用。

構造強度と耐久性に配慮して、主要構造部には設計基準強度約30〜約42N/mm² のコンクリートを使用しています。※1 ※1 N/m²(ニュートン)=コンクリートの強度の単位:1N/m㎡=約10kg/1c㎡のことで、1c㎡に約10kgの力が加わっても壊れない強度のこと。数値が大きいほど耐久年数が長くなります。※Fc=設計基準強度。※外構等に使用しているコンクリートは除きます。

外部に面する躯体コンクリート壁厚は約150㎜を確保しています。さらに、 発泡ウレタンを吹き付けることにより、断熱性を確保しています。

継ぎ目をなくし、均一な強度を実現した溶接閉鎖型フープ筋を採用。一般の帯筋に比べて補強効果が高まり、柱の耐震性を向上させます。

住宅性能表示制度における劣化対策等級において、最高等級となる「3」を取得。主要構造部に3世代のロングライフを念頭に置いたコンクリートを採用しています。 ※通常想定される自然条件及び維持管理の条件の下で3世代(概ね75年~90年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策が講じられていることを意味します。

床には床面と床スラブとの間に緩衝空間を設けた二重構造を採用。空気層を挟んでクッションゴム付きの支持脚で床材を支える構造に加えて、床スラブのコンクリート厚は約200mmを確保。フローリングの床衝撃音はLL-45等級(メーカー表示)を採用しました。 ※LL-45等級は床材単体の性能であって、実際の建物ではこの性能が得られない場合があります。上下遮音性能の評価基準(日本建築学会「建築物の遮音性能と設計指針」に基づき作成)


※概念図は設備・仕様をご理解いただくためのものですので、予めご了承ください。新日鉄興和不動産のグルー

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