地盤調査とは、構造物などを建てる際に必要な地盤の性質の把握などを目的として、地盤を調査することです。この調査により、地盤強度などが判明し、設計を行い建物を施工できるようになります。
敷地地盤の性状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など、綿密に地盤の調査を行っています。そして、建物に対して最も適切な基礎方式を決定します。
工場から建築現場に届いたコンクリートは、受入検査で入念にチェックされます。チェック項目はコンクリートの硬さ、空気量、塩分含有量、温度など。検査をクリアしたコンクリートがポンプ車により送られ、型枠に流し込まれます。 ※捨てコンクリート等を除く
コンクリートの強度は約27N/mm2約30N/mm2としています。これは1㎡あたり約2,700t~約3,000tの圧力を支えられる強度です。
劣化対策の最高等級3で必要とされる水セメント比の比率を50%以下に抑えることで、コンクリートのひび割れや鉄筋の錆など劣化の進行を遅らせる対策を講じています。 ※杭、外構は除く。
構造体の耐久性を保つ為、鉄筋の表面を覆うコンクリートの厚さを部位により約30mm~約70mm確保しています。
コンクリート壁内の鉄筋を二重の構造にした、ダブル配筋。せん断強度が高く、地震の横揺れにも強いのが特徴です。 ※一部除く
主要構造部である柱の帯筋に、タガ型フープ構造を採用しました。震災時のせん断破壊にも強く、地震時に粘り強さを発揮します。※一部除く
鉄筋コンクリート造の設計で、地震力等の外力によって構造計算した結果、鉄筋等が決定、配置されることを「配筋」といい、柱・梁・壁・スラブ・基礎それぞれの鉄筋の配置と、寸法・数量・種別などを示した図面を「構造図」といいます。コンクリートを打ち込む前に、この構造図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを建設施工の工程の一環として工事監理者が確認しています。また、審査機関(特定工程)の検査を受けます。この配筋検査は強度や耐久性にかかわる重要な検査です。
床には床面と床スラブとの間に緩衝空間を設けた二重床構造を採用。⊿LL-3等級相当のクッションゴム付きの支持脚で床材を支える構造に加えて、床スラブのコンクリート厚は約200mm(1階床を除く)を確保し、下階への生活音の伝導を抑えます。天井も二重にすることで、さらに遮音効果を高めます。 ※⊿LL-3は材料性能であり、実際の建物ではこの性能が得られない場合があります。
約136mmの厚さを設けた乾式耐火遮音壁を採用しています。厚さ260mmのコンクリート壁に匹敵する遮音性能があります。※一部採用
室外側には耐候性、耐久性に優れるタイルや吹き付けタイルを採用。コンクリート厚は住戸に接する外壁は180㎜、その他の壁は150㎜を確保。室内側には断熱材、プラスターボード、ビニールクロスを施工し、断熱性や結露防止にも配慮しています。
居室に面する排水たて管については、排水音が住戸内に伝わりにくいよう、排水たて管にグラスウール、遮音シートを巻き、スラブ貫通部には防火措置工法を採用しています。また、水廻り(洗面室・ユニットバス・トイレ等)に面する居室(キッチンを除く)の壁についても、グラスウールを充填するなどして、遮音に対する配慮を施しています。
■直結増圧給水方式・・・給水管からの水圧をポンプで増圧して給水する直結増圧給水方式。 ■給水方法・・・直結増圧給水方式は、同時使用時の水圧の変動が少なく、受水槽を設けないため小スペースに設置できます。また水を貯留しないので、つねに新しい水を供給できるため衛生的です。
トイレやキッチン、浴室などの汚水・雑排水は、パイプスペース内を縦に通っている共用排水管を通り排水されます。この共用排水管の点検が行えるように、住戸内には点検口を設けています。※一部除く
地震発生時には、走行中のエレベーターを最寄りの階に停止させる自動管制機能付き。停電時にも最寄りの階に自動着床する安全設計になっています。
ドア枠と錠前部にクリアランス(隙間)構造を採用し、地震による建物の変形によってドア枠に多少の変形が生じても、扉が枠に接触しにくいように配慮しています。
国土交通大臣指定の第三者評価機関が住宅の品質を具体的な等級や数値等で表示。本物件は建物の安全性、構造・設計の信頼性において技術評価を取得予定です。
ダウンライトやタイルカーペットなどで仕立てた室内空間のような設えの内廊下は、高級感とプライバシーに配慮した空間となっています。 ※1Fはタイル仕上げ、2F以上はタイルカーペット仕上げとなります。
外部からの視線を遮り、プライバシーに配慮。
建物内なので夏の暑さ、冬の寒さを軽減。
外部からの不正侵入の可能性が低く、防犯性が高い。
床がタイルカーペット仕上げのため、足音が響きにくい。 外部からの耳障りな騒音を抑制。※1階を除く