鉄筋コンクリート造の建物において、所定のコンクリートのかぶり圧を確保し、外壁をタイル及び吹付タイルで仕上げることで、劣化を抑え、耐久性を向上させています。
柱のせん断補強の為、工場で特殊溶接した帯筋を採用。通常の帯筋よりも大地震時の粘り強さに優れています。
"軽量床衝撃音"を低減する遮音クッション材を床の仕上げ材とコンクリートの床との間に貼ることで、床の遮音性能を確保しています。
パイプスペース内の排水堅管は、グラスウールで包んだうえ遮音シート巻きとしています。さらに水廻り(キッチンは除く)が居室に隣接する場合は、プラスターボード二重張やボードを伸ばす等の遮音対策を施しています。
主要な床や壁の鉄筋にダブル配筋を採用。耐震性を高め、優れた耐久性と高い強度を発揮します。
住戸内の冷気や暖気を逃さないため、建物全体を包むように外壁全体に加えて、天井の折り返し部分などにも断熱材を施しました。断熱性能を高めることにより、冷暖房効率も上がって省エネ効果が高まります。住宅性能表示基準の「省エネルギー対策等級」において「等級4」を選択しています。
耐久性・遮音性に配慮し、外壁厚は約150㎜~200㎜、戸境壁厚は約200㎜、もしくは同等の遮音性を確保した乾式遮音間仕切壁を採用し確保、隣戸との生活音の遮音向上に配慮しています。
新鮮な空気を取り入れ、常に室内換気ができます。快適な室温環境を維持できます。
アースドリル工法(場所打ちコンクリート杭拡頭拡底杭)により20本の基礎杭が深さ約33m以深にある固い団結砂礫層まで打ち込まれ、建物全体を支えます。