基礎工事・建築構造

建物構造体概念図

◎堅牢な支持杭

地下約36mにある支持層に、杭軸径約1.8mの杭を8本打ち込む(38.0mまで到達)ことにより、建物をしっかり支えています。

◎床にダブル配筋

床のスラブは鉄筋を二重に組むダブル配筋とし、強い構造強度を確保。シングル配筋に比べて非常に強い構造強度が得られます。

◎耐力壁にもダブル配筋

屋内空間を守る外壁は、約150mm以上を確保。強度・耐久性はもちろん、遮音性にも配慮しています。また、外壁内側には、断熱材を十分に施し、断熱性を高めました。

◎開口部補強筋

地下約36mにある支持層に、杭軸径約1.8mの杭を8本打ち込む(38.0mまで到達)ことにより、建物をしっかり支えています。

◎粘り強さを高める鉄筋配置

建物を支える柱構造には、粘り強さを高める為に、主筋を引き締める帯筋は約100㎜ピッチの短い間隔で施工。コンクリートのかぶり厚も改正建築基準法の規定を上回る約40㎜以上を確保しています。

◎断熱仕様の外壁

外壁に面する内壁に、発泡ウレタンフォーム断熱材を吹き付けることにより、外気温との差による室内の結露防止に配慮しています。

◎耐震スリット

主にバルコニーや共用廊下側の壁(非耐力壁)と柱の間等にスリットを設けることにより、地震時に柱や梁に余分な力をかけることなく、建物が大きな被害を受けるのを防いでいます。

◎かぶり厚

鉄筋を保護する意味でも重要なかぶり厚※についても建築基準法で定める数値をクリア。アルカリ性のコンクリートが酸化しやすい鉄筋を守ります。

◎外壁

貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないように所定の数を接着力試験機で引っ張り試験を行ってチェックしています。

◎遮音性に配慮したΔLL(I)-4等級フローリング

フローリングは、建築学会が「遮音性能上優れている」と推奨するΔLL(I)-4等級を採用。さらに二重床構造により足音や落下音、家具の移動音など、階下への生活音の音漏れに配慮しています。

◎遮音性能

引き違い窓には遮音性能T-2ペアガラスサッシを採用。静かで心地いい居住性を満たしました。また高い気密効果も発揮。省エネで快適な都市生活がお楽しみいただけます。※サッシの試験データ机上値であり諸条件により実際と異なります。

◎住宅性能評価

安心・安全・永住に相応しいグレードを第三者が検証・認定しています。耐震性や耐久性、省エネ、高齢者への配慮等「住宅性能表示制度」に基づいて設計・建築しています。

◎緊急止水弁付きランドリー水栓

洗濯機用ホースの着脱がワンタッチ。ホースが外れても、瞬時に止水する緊急止水弁付きのランドリー水栓です。

◎増圧直結給水方式

各住戸への給水は、受水槽を使わない増圧給水ポンプによる直結方式を採用しました。

調査

■ 綿密な地質調査

堅固な基礎構造は、マンションの資産価値を守る基本。「エステムプラザ赤羽アンダルシア」では、事前に綿密な地質調査を行い、堅実な基礎工事に取り組んでいます。

■ 杭孔の精度を超音波で検査

杭の施工を確実に行うため、超音波にて支持層まで達しているか、垂直に掘られているか、杭の直径が確保されているかを検査します。

設備・機器

■ 錆が出にくい共用給水管

飲料水の共用給水管には、一部耐衝撃塩ビ管(メリット:錆が出ない、衝撃に強い)を採用しています。

■ 耐蝕性に優れた給水・給湯管

住戸の給水・給湯管には、耐蝕性に優れた赤水の発生しない架橋ポリエチレン管を採用しています。

コンクリート

おおむね75~90年間、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長する為の対策が講じられています。

■ コンクリートをチェックする受入検査

工場から建設現場に届いたコンクリートは、コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度などの受入検査を行い、確認した後、ポンプ車に送られ、型枠に流し込まれます。

■ 確かな品質管理

コンクリートは建物の骨格となる材料です。確かな品質のコンクリートで建築するために、工事段階でも厳しくチェックする体制を整えています。

■ コンクリートの水セメント比=50%以下

コンクリートの強度は水セメント比によって左右されます。水セメント比を50%以下とし、建物にあった適正な強度のコンクリートを使用します。※杭・外構部分は除く。

■ コンクリート強度

設計基準圧縮強度27N/mm2~48N/mm2の高い強度を持つコンクリートを使用しています。

■ 圧縮強度試験

現場で打設されたコンクリートの一部を、サンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、強度があることを確認しています。

シックハウス対策

■ 2003年7月改正の新基準に対応した安心のシックハウス対策

シックハウス症候群の主な原因とされるホルムアルデヒドを抑えるための対策を実施しました。

内装仕上げ

床→フローリング、壁・天井→クロス、木製建具・下地材等→F☆☆☆以上で対応

換気設備設置

全タイプの住戸に24時間換気設備を設置。換気回数0.5回/h以上。

天井裏

建材による措置→使用建材は、F☆☆☆以上で対応。

住宅瑕疵担保責任保険

新築住宅に関する10年間の瑕疵担保責任に対して、保証金の供託または保険の加入により資力を確保することが「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」(住宅瑕疵担保履行法・平成19年5月30日公付)により定められました。(株)ハウスジーメンによる「住宅瑕疵担保責任保険」は、この法律に対応した保険で、万が一保険期間中に加入業者が倒産等により瑕疵を補修できなくなった場合でも住いの基本的な耐力性能もしくは防水性能が満たせないときの保証費用は保険金により必要な費用が支払われます。

【フラット35】S適合マンション
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