室内の設備仕様についても、さまざまな工夫を凝らしていることが重要なポイントです。
たとえばインターネットを利用する場合、光ファイバーの超高速専用回線が引いてあることも、これからは大切です。電気のコンセントも各室2ヶ所以上に2口以上、電話機のジャックも部屋ごとにあり、2回線以上引いてあるマンションを選ぶのは、当然のことだといえます。
パソコン以外にも、女性は電化製品を使うことが多くなります。テレビやエアコンだけでなく、電子レンジやらドライヤーやら。ひとり暮らしといってもそれなりの電気容量は欲しいところ。40アンペア、できれば60アンペアまで増量可能なマンションがいいでしょう。 帰宅後、家事を効率的にこなし、お風呂にお湯をためたりということが一時になるとなると、給湯器は16〜20号タイプ以上のものが必要だと思います。後からガス給湯式床暖房を入れる場合も、給湯器の号数がある程度ないとできません。
電子レンジも置ける作りつけの食器棚も欲しいところ。地震で食器棚が倒れる心配もないし、家具を置いたときのように、すきまにホコリがたまることもありません。
ほかにも浴室乾燥機も必要です。浴室のカビを防いでくれるし、雨の日や夜でも洗濯物を乾かすこともできます。 研究会の会員の皆様から最近多い要望としては、ダイニングキッチンで食事ができる「ヌックカウンター」、台所の生ゴミを砕いて捨てる「ディスポーサー」、リビングを洋室とつないで広く使える「スライディングウォール」、デッドスペースもうまく利用できる「書棚つきパソコンカウンター」、洗面室のタオルやランジェリーも収納できる「リネン庫」などがあげられています。
研究会が企画協力したマンションのモデルルームを動画で確認してみて下さい。
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