Chapter2 購入決定編-その2 申し込みと契約

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申し込みって何?

マンションを気に入ったら、まず申し込みをします。私の場合は“先着順受付”という事で、抽選はありませんでした。申込金を払い「他の人に売っちゃ嫌よっ!」てな感じでしょうか?その際に10万円程度の申し込み金が必要になる・・・と、読んだ本には買いてあったのですが、実際は必ずしも10万円その時に払わなければいけない、というものでも無いようです。他の人の話だと1万円だけ払ったなんて話も聞きましたが、そのマンションの販売会社によるんだと思いますよ?(はっきりした事はわかりませんが) 別に払えと言われたら近くのコンビニATMで下ろしちゃえ!と思っていたのですが、後でイイって言うんでお言葉に甘えました。その代わり「絶対買います」っていう意思があることが前提のようですけどね(笑) 私は申込金0円で申し込みをし、その後手付金として20万円と印紙代を銀行振り込みして正式に契約をしました。残りの頭金(中間金)と諸費用はローン実行までに銀行振り込みする事になっていますが、どうせ払うものだし・・・時間があるときに有給を取って銀行の窓口で定期預金を解約して振り込みしました。私の場合契約から引渡しまで半年位時間があったので、結構のんびりできちゃいましたが、既に完成しているマンションを購入した場合はもうちょっと忙しいんだと思いますよ?
契約というのは契約書の正式な名前は「土地付区分建物売買契約書」というのですが、要するに“マンションのこの部屋が完成したら買いますよ”“マンションが完成したら売りますよ”と、売主・買主双方の約束ですかね?もちろん、買う意思・売る意思の確認も大事なんでしょうけど、契約書には細々とイロイロな事が書いてありまして・・・何それ?っていうような言葉もイロイロ出てきます。あと「重要事項説明書」これは契約時に必ず説明されますし、実際は契約の前に、一度は説明されていなければおかしいような、大事な事柄も多いので、できれば契約前にこれらのコピーをもらい、よく確認しておきたいものです。難しい事も多いし、読んだからすぐ分かるというものでもないんだけれど、最初から読まないのはやはり良くないと思いますよ。
実際の契約は、契約書の内容や重要事項説明書の内容を宅地建物取引主任者(私の場合、営業の担当さんでした)が読み上げながら確認していきます。(そういうものらしいです) あとは管理規約などの確認も行われまして・・・最終的に契約書に署名捺印という段取りでした。ちなみに、契約には大体2時間くらいかかりました(笑)最初からそれくらいかかると言われていたので、覚悟はしていましたが、金曜日の仕事帰りにモデルルームで契約したので・・・結構大変でしたね(苦笑) ただ、契約は形式的と言えば形式的なので、それ以外の労力は殆ど必要ないかもしれないです。


重要事項説明書・私の場合

さて、重要事項説明書や契約内容に関してはそのマンションによって全く違ってくると思うのですが、私の場合、どんな事があったかご紹介したいと思います。私の購入したマンションの前には大きな公道が通っていまして、将来数メートル拡幅される計画があるのだそうです。そうなっても良いように道から数メートル下がってマンションは建築されていますが、都市計画が実行された後、今と同じ大きさのマンションは建てられないそうです。と、言っても・・・その都市計画が実行されるには周辺の建物が一斉に立ち退きが必要になるし、今現在の国や市町村の財政から考えて、すぐ実行されるとは思えないらしいのですが、一応計画があるにはあるらしいので重要事項に記載してありました。後は・・・ケーブルテレビやインターネット設備の事、ゴミの出し方、エレベーターや共用部分のことなど、ほんと色々書いてありますけど、説明されれば、なるほどね?そーなってるんだ?、というような事が殆どで、特別「えっ?」と驚くような事は無かったですね?内容はともかくとして、かなりの量です(笑) ちなみに、私の契約した会社の重要事項説明書の内容は結構多い方らしいです。売買契約書の厚みはせいぜい2ミリって感じですが、重要事項説明書は余裕で5ミリはあるかと思います(笑)


売買契約書・私の場合

売買契約書に関しては、書いてある事は何となくわかるけれど、「それって?普通の事なの?」と、思うような内容が多く、よくわかったような?わからないような?文章の意味はわかるから・・・一応、わかったのかな?なんて感じの事が殆どなんですけど(笑) 「おっ!?」と思ったことを一つご紹介したいと思います。 皆さん聞いた事があるかと思いますが、万一、ローンが実行されない場合は契約は白紙撤回され、払った分のお金は全額戻ってきます。もし、それ以外の理由で契約後に契約を解除しようと思ったら、物件価格の2割を違約金として支払えば、契約は解除できます。この事もよく雑誌や本に書いてあるので、最悪の場合それで契約解除できる事は知っている人もいると思うのですが、、、もし設計変更やカラーセレクトなどしている場合には、それを基本の設計に戻す費用が必要になるそうです。私の場合は設計変更などは一切しなかったのですが、散々設計変更しておきながら「やっぱり、やーめた〜」なんて事をすると、物件価格の2割を払うだけじゃ契約は解除できません。あんまり、そんな人はいないと思いますけどね、中にはそんな人もいるんだそうです(笑)


管理規約集・私の場合

図管理規約には駐車場や駐輪場、CATVやインターネットについての記載があります。実際、暮らし始めたら、必ず必要になる事柄ですからこれもよく確認したいところです。実際にどんな内容が記載してあったかというと・・・私の買いたいマンションはペットを飼う事ができます。一頭あたり40センチ以下のものを二頭までとか、部屋から出すときはゲージに入れるとか、エレベータに乗る際は「ペットボタン」なるものを押すとか(笑) いくらペットOKと言っても、中にはあんまりペットが好きじゃない人もいるでしょうし、やりたい放題は出来ませんものね。後は、自治会に加入しなければならないとか、ゴミを出すときには曜日を守るとか、危ない物を共用部分に置いてはいけないとか・・・共同住宅なら当然と言えば当然のような気もしますけど、他にもイロイロと皆が気持ちよく暮らすためのお約束ですね♪

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