直床に比べ保温性やクッションの効果による床衝撃音の吸収などに優れた二重床。歩行感が良く、身体への衝撃を軽減し、配管のメンテナンスがしやすいといったメリットがあります。
コンクリートの厚さは外壁150mm以上、戸境壁180mm以上を確保しました。耐久性と共に生活音等の遮音性にも配慮しています。住戸間の戸境壁には湿式コンクリート壁を採用。湿式コンクリート壁は、高層マンションなどで多く見られる石膏ボードとグラスウールによる乾式壁よりも、強度が優れているという特長があります。しっかりと施工されたコンクリート製の戸境壁により住戸間のプライバシーを高めます。
建築基準法で定める数値より約1～2cm多く設計しています。※あまり厚くすると柱や梁が太くなって住み心地にも影響します。
外壁や戸境壁などには鉄筋を二列に組むダブル配筋を採用しました。シングル配筋に比べて高い強度を発揮し、優れた耐久性を実現しています。
当該地の地盤は、主に沖積層という比較的やわらかい地盤と、その下に位置する硬く安定した洪積層という地盤から成ります。「グローベル横浜天王町」は洪積層であるN値＝50以上の非常に硬質な固結シルトを支持層として建設されます。
水セメント比は、セメントに対する水の比率のことです。コンクリート強度を 左右する指標のひとつで、耐久性を高めるためには、セメント量に対して水の量を少なくするのがポイントです。これによってコンクリートの収縮を少なくし、ひび割れも起こりにくくなります。逆にこの比率が高いと、コンクリートが水っぽくなり、工事はしやすくなる反面、鉄筋がさびたり建物の強度が弱くなってしまいます。 ※杭・外構花壇の基礎等を除く。
将来的にも沈下の恐れがない、N値※50以上というきわめて密で硬い支持層がある地下約31.0mまで杭を打設。直径約0.5～0.7m、合計15本の杭が、建物の巨大な重量を支え安定させます。また杭と支持層が接する部分は、節状に形成され、高い杭支持力が得られます。※N値＝重りを一定の高さから落下させ、土中の定められた深さに到達する回数を示した、地盤の硬さを表す数値。（N値50の場合、重りを50回落下）
「住宅性能評価書」とは国が始めた一般消費者のためのいわば「住まいの鑑定書」のようなものです。「グローベル横浜天王町」は 2つの「住宅性能評価書」付きです。
フローリング材やその下地ボードなどの建材や内装仕上にまで、素材の安全性に配慮し、建築基準法の最高基準をクリアしたF☆☆☆☆取得建材を使用しました。ホルムアルデヒド放散量を極力抑えて、シックハウス対策を充実しています。
窓の開閉を行わずに室内の換気が可能な、24時間低風量換気システム。特に湿気がこもりがちな、パウダールーム・トイレ・バスルームの空気も24時間室外に排出されるので、結露の発生やカビ・ダニの繁殖を抑えます。
人の気配を感じると自動的に玄関の照明が点灯。夜間に帰宅した時や両手がふさがっている時などに便利です。
またぎやすい低床タイプの浴槽を採用しました。段差を最小限に抑えて安全性を向上しています。
「ハンドルを押す、引く」だけでドアを開けたり閉じたりできるシンプル操作の玄関ドアを採用しました。楽にハンドル操作できます。
車いすで越えることのできる段差は限られています。段差を最小限に抑えることで、つまずき防止にも役立ちます。住戸内の段差は5mm以内に設計しました。※ただし、玄関の上り框・ユニットバスを除きます。
居室の開き扉にはドアを開けた状態で固定する、ワンプッシュ式のストッパーを設置しました。簡単な操作でドアの固定・解除ができるように配慮しています。
内・外窓の2重サッシ構造を採用。断熱性・気密性に優れ、結露の発生を抑えるとともに、外からの騒音も軽減します。 ※A・B・C・Dタイプに設置。
外階段に手すりを設置。つまずきなどの転倒事故防止に役立ちます。またご高齢者の方でも安全な歩行や昇降ができるように配慮しています。
エントランスの集合玄関機の高さは操作しやすい位置を考慮しています。
点字パネルや音声アナウンスを備え、身障者の方や車いすの方にも安心してお使いいただけるエレベーターです。
リビング・ダイニングのはき出し窓は開閉しやすいアシスト引手を設置しました。※Cタイプは洋室に設置。
コンセントは床から約40cmの高さに、またスイッチも床から約100cmの高さにすることで、お子様などにも使いやすい位置になっております。
