青田売り |
マンションが完成する前から売り出され、まだ建物ができていない段階で売買契約を交わすこと。手付金は通常物件価格の10%、残りは建物が完成する時にローン利用額と合わせて残金を支払い、晴れて自分名義の不動産として登記される。 |
頭金 |
住宅ローンを利用する場合に用意する自己資金のうち、購入者が代金の一部として負担するお金のことを指す。原則的に住宅ローンの借入限度は住宅購入価格の80〜90%のため、10%は契約時に、残り10%はマンションが完成して引き渡し時に現金で支払わなければならない。 |
印紙税 |
謄本の申請、領収書や契約書に収入印紙を貼ることで納める税金。 |
売主 |
物件を売る会社のこと。販売会社は売主に代わって販売のお手伝いをする会社のことで売主とは異なる。 |
買い替えローン |
住宅を買い替える際、売却と購入のタイミングがうまく合うように、売却までのつなぎとして融資される住宅ローンのこと。また、持ち家を売却しても、ローン返済できない「担保割れ」が生じた際に、不足分を援助する担保抹消ローンのことも指す。 |
瑕疵担保責任 |
売買契約を結んだマンションに欠陥(=瑕疵)が認められた場合、売り主が買い主に対して負う責任のこと。買い主は売り主に契約の解除や損害賠償請求などができる。2000年4月1日以降に企画された新築マンションの場合、建物の基本構造部分については、10年間の保証がすべて義務づけられているが、中古マンションは通常半年〜2年間と短い。 |
建ぺい率 |
敷地面積に対して建てられる建築面積(一般的には建坪)の限度割合。市街地の環境保全・防災などの見地から、敷地に一定の空き地を確保することを目的としたもの。 |
最多価格帯 |
販売される戸数の中で最も多い価格帯のことを指し、100万円未満は切り捨てる。第1期〜第3期などにわけられる場合、それぞれの期の中で最多価格帯が決められる。不動産取引に関する広告においての項目。 |
市街化区域 |
すでに市街地を形成している区域、またはおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のこと。 |
市街化調整区域 |
市街化を抑制している区域。原則として住宅を建てることはできないのに、造成し、土地だけ別荘や戸建用地として売りに出されることがあるので、注意が必要。 |
修繕積立金 |
マンションに定期的な修繕を施すために、毎月積み立てていく費用のこと。また、大規模な修繕をする際、臨時で一時金を徴収する場合もある。新築の場合は、長期修繕計画が義務づけられていて、途中で多額の一時金が必要ないように売りに出される時から計画されている。 |
重要事項説明 |
宅地建物取引業者は、不動産取引において買い主に対し物件に関する重要事項について書面(=重要事項説明書)を交付し、宅地建物取引主任者が契約前に説明することを義務付けられている。 |
諸費用 |
物件を買う際にかかる税金や仲介手数料(中古のみ)、さらにローンを借りる際の保証料、手数料、保険料、そして登記する場合に必要な税金や司法書士に払う報酬などの登記費用、物件の購入価格以外にも支払うべき費用のこと。新築なら価格の約5%、中古ならリフォーム代は別にして約10%が目安とされる。 |
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